火消し
今年も派手にやりました。日生名物の放水合戦。
すでに説明不要のド根性対決です。
フィナーレはなかよく色水がおやくそく。
地元消防団の出初め式ということで、全員が消防団員です。
実は去年、近所で火事があったのですが、あっというまに全町内から消防団の若い衆が駆けつけてくるのです。
私服や仕事着、着の身着のままで車やバイクに乗り合わせたり、消防車にしがみついたり。
火消しは何よりも最優先なのです。
この町にこういうシステムがあるということを、その時に初めて知って感動しました。
保育園、幼稚園から中学校まで一緒に育った同輩たちが、
大人になっても人生のレンジの一部を町の一部になって貢献する。大事なことなのですね。
ありがとうございます。
ちなみに消防団の中に漁師はいません。
沖の仕事場から火事に駆けつけるのは無理なのです。
こちらでは正月のお雑煮は干したハゼでダシをとります。
秋から年末にかけて、そのダシ用のハゼを家の前で釣るねえさんたちの姿をよく見かけました。
これはその干しハゼを炭火で焼いたもの。
干してあるうえに炭火でやんわり焼くので、骨まで香ばしく食べられます。
寒い冬場にたまにビールを飲むととてもおいしく感じるのですが、
この肴で旨さ倍増。この時期だけのごちそうです。
みかけたらぜひお試しを!