青備前
伊部駅前通りのほぼ突きあたりにある一陽窯。
ご近所にある子育て支援施設、くるみの森のご縁で窯のスタンプラリーで訪れてみたら、
偶然にもここの若女将は昨年の子ども未来・愛ネットワークの閑谷保養や結いの家で、
保養ママたちにアロママッサージのサービスをされたということで、私たちのことをご存知でした。
う〜ん恐るべし、ご縁がご縁を呼ぶ晴れの国南東部の世界・・・
ということで、窯を案内していただきました。
窯のまわりにはものすごい量のマキがあるのですが、ほぼ10日で全部燃やしつくしてしまうというその熱量。
赤松ならではの窯変やドラマなどなど、ここで書いてしまうときりがないので割愛。
以前は裏山から切り出した赤松を燃やしていたそうですが、今は県北や広島の赤松を使っているそうです。
こちらはロクロ部屋。
いい仕事はきれいな部屋から。
土づくり。
地元の田んぼに堆積した土を数ヶ月、上澄みをとっては寝かせて手間ひまかけてつくるのです。
そんなこんなでギャラリーで目と目があってしまったちょっと小ぶりな青備前。いい色です。
特別に目の細かい土を使い、磨ぎ、サヤにいれて酸欠状態で焼くスペシャル備前。
うまい日本酒や甘いアペリチフに活躍してもらいます。
備前焼というとちょっと敷居が高いイメージもありますが、
ここの若女将はとっても気さくな5歳児のママ。
ぜひ一度、気軽な気分で備前焼きの話でも聞きに訪れてみてはいかが?